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メタボリック症候群:予防方法

メタボリック症候群の予防はリバウンドしないダイエット

メタボリック症候群を解消する為にダイエットを行うという発想はとても身近で誰でもすぐに取り組むことのできる予防方法と言えます。ダイエットを成功させるのに大切なことは、ストレスを解消し、エネルギーを熱として発散させる体作りです。「食事量を減らすことで摂取エネルギーを抑え、運動で消費エネルギー量を大きくすれば、それだけ減量できる」などという安易な考えは改めなくてはなりません。
運動で消費されるエネルギー量は期待する程大きくなく、日常生活では、体重が減る程運動することは困難です。
ダイエット後に体重がダイエット前もしくはそれ以上に増加する現象。体重を減らすことには成功したけど、すぐに元に戻ってしまい、結果としてダイエットに失敗してしまうこと。元に戻るだけならずダイエット開始時よりも体重が増えてしまうことも多い。
リバウンドの原因として、停滞期中にダイエットを中断することにより起こります。停滞期対策にあるように、停滞期中はホメオスタシス効果により、最大限のカロリーを吸収し、最小限のカロリーで生きれるような体質になっています。その状態で、ダイエットを中断して食事を元に戻し運動をやめてしまったら、体にはカロリーがありあまる状態となり、それは全て脂肪として蓄えられます。その結果ダイエット開始時の体重に戻るだけでなく、以前よりも体重が増えてしまうことになりやすいのです。減っているのは内臓脂肪ではなく筋肉や水分だからです。ダイエットの目的はエネルギー代謝を活発にすることで内臓脂肪を減らし、太りにくい体を作る事です。リバウンドの繰り返しは、逆に痩せにくい体質を作ることになる為注意が必要です。


代謝を活発に効率よくダイエット

基礎代謝とは、呼吸や体温調整など生命を維持するために消費されるエネルギーで、眠っている間でも消費されています。人間が生きていくうえで絶対に消費されるエネルギーです。基礎代謝は男性16歳、女性14歳をピークに下がります。基礎代謝は消費される全エネルギーの約70%を占めています。

基礎代謝が高まると、運動をしていないときでも消費エネルギー量が増えるので太りにくい体になります。逆に、基礎代謝が低いと太りやすい体になり、基礎代謝をあげることがとても重要です。

代謝とは、食事によって取り入れた栄養素を体内で燃やしてエネルギーに変えることです。代謝が活発ならあまり太りませんが、低いとエネルギー消費が少なくなり太りやすくなります。余ったエネルギーが脂肪に変わり蓄積してしまうのです。生命活動を維持する為に必要な最小限のエネルギー消費(ストレスのない心身共に安静な状態)を「基礎代謝」と言います。1日の基礎代謝量は、女性で1400 kcal前後、男性では1800 kcal前後で、全エネルギーの60〜70%にもなります。ダイエットでは、この基礎代謝が運動や食事制限でどの様に変化するかを見るので、自分のをチェックしておくとダイエット計画が立てやすくなります。加齢と共に筋力が落ち、代謝が低下した分確実に太るということです。

代謝を低下させないダイエットは、運動によって筋肉が体脂肪を燃やす形で行うダイエットです。つまり、食事療法をしながら運動療法を併用することです。


食事療法と適度な運動

運動によりエネルギーを燃やし筋肉を鍛え、脂肪を燃やす形でダイエットをすると、内臓脂肪も減少しリバウンドも防ぐことができるということが分かりました。従って、食事療法と運動療法がダイエットの基本ということができます。運動は前述の如く身近な所から始めましょう。
食事について言えば、総カロリーを計算し(第6章治療)、消化に時間のかかるものを食べます。食物繊維や海藻類、野菜も積極的に食べましょう。これは、ダイエットに良くないとされる早食いを防ぐ為です。良くかんで食べると脳の中枢神経が刺激され、食べたという満足感が得られるのに対し、早食いはその逆で満腹感を感じた時には、エネルギーオーバーとなり太ると言われているのです。
よく、朝食を抜いて出かける人がいますが、朝食の効用は、体を目覚めさせる、エネルギーの補給、便秘の予防・解消等のほかに体脂肪の付きにくい体にしてくれるということですからしっかり食べましょう。


無理なダイエットは逆効果

間違ったダイエットはリバウンドを招く可能性があり、リバウンドをすると体だけでなく、精神的ダメージも大きいということを理解することが大切です。ダイエットへの期待を裏切られると、そのショックたるや計り知れないものがあります。
決心をして始めるに当たり不安もあったでしょう。費用もかかっているはずです。にも拘らず、自分が選択したダイエットに賭けて裏切られれば、我慢していた反動で大食いや拒食症に走っても不思議ではありません。肉体的リスクも相当なものです。
無理なダイエットは、栄養不良から肌がカサカサになり、生理不順(女性なら)や他の機能障害に発展する恐れもあり、単にダイエットの失敗では済まなくなります。ダイエットに関しては、体重ではなく内臓脂肪を落とすのが目的ですので、適切な方法を選択して欲しいと思います。


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